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2025/05/08
知っトク!!耐震性能とは?
知っトク!! 耐震等級についてのあれこれ
耐震等級とは・・・・
地震による建物の倒壊リスクを知るための基準となるものです。
耐震等級について理解することは、地震に強い家を選ぶための大切なポイントになります。
等級1、2、3のそれぞれの違いや耐震性を決める要素、耐震等級を上げるメリット・デメリットまでわかりやすく解説していきますので、
新築を検討している方やご自宅の耐震性が気になる方は、ぜひご覧くださいませ。
耐震等級とは??
耐震等級等は、2000年4月1日施工の「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)に基づく「住宅性能表示制度」野評価項目の一つです。
分かりやすく言うと、2000年4月1日以降に建築された建物については「どの程度の地震災害が起きた時に倒壊しない強さがあるか」を明確に性能として表示できるようになったということ。
耐震等級には、耐震等級1から耐震等級3までの3段階のグレードがあります。
この3つの等級の違いについては、後で詳しくご説明していきます!!
疑問① 耐震等級のグレードってどんな違いがあるの?
耐震等級は、標準の1から最高等級の3までの3段階です。
各等級の基準はこんな感じになります。
疑問② 耐震等級の取得は必須なの??
-Answer 答え-
耐震等級の取得は必須ではありません
耐震等級を含む、住宅性能表示制度は任意の制度です。
住宅性能表示制度に基づく、住宅性能評価書を取得していなくても、建築基準法を満たしていれば建物を建てることはOK!
特に住宅性能表示制度が制定された2000年以前の建物は、証明書を取得していないケースがほとんどです。
※ただし、2000年4月以降~現在、建物を建築する場合は、建築基準法で定められた耐震基準「耐震等級1」を必ず満たす必要があります。
疑問② 耐震等級はどうやって決まるの?
-Answer 答え-
耐震等級は自分で決められます
住宅を建てる際は、施工主自身が希望の耐震等級を設定できます。
ただし、建築基準法を満たす基準「耐震等級1」以上であることが前提です。
より上級を目指すかどうかは、希望する予算や間取りなどと照らし合わせて自分で決められます。
疑問③ 耐震等級を取るメリット・デメリットは??
-Answer 答え-
【メリット①】等級を獲得することで地震保険料の割引を受けられます
耐震等級を取得することで、地震保険に対して最大50%もの割引を受けられます。
※ただし割引を受けるには、認定通知書、設計内容説明書など、住宅が各耐震等級を保有していることを示す書類の提出が必要になるため、詳しくは損害保険会社に確認するのがおすすめです!
【メリット⓶】住宅ローンの種類や会社、耐震等級の高さによっては、ローンの金利が優遇される場合がある
※こちらも、ローン金利の優遇制度は日々変わるため、事前に各銀行の制度をチェックしておくのがオススメです!
【デメリット①】コストがかかる
耐震等級の高い建物にする場合、使用する建材が増えたり、専門の構造計算などが別途必要になるため設計費用等も大幅にアップします。
また、性能取得の申請費用も必要になります。
【デメリット②】建築期間が長くなる
耐震等級を上げて建築する場合、建築期間が長くなります。
そのため「引っ越しは小学校の入学までに間に合わせたい」など、完成後に住みたい時期が決まっている場合は、注意する必要があります。
また、注文住宅の完成を待つ間に、賃貸に住んでいる場合などは家賃も長く支払うことになることも。
費用が少し多くかかってしまう可能性もあります。
【デメリット③】間取りの自由度が少なくなる
広いリビング、開放的な吹き抜け・・・など、こんなお家に住みたい!!を叶えることが難しくなる場合も。
どんな間取りに住みたいのか、という希望と耐震性能とのバランスを設計士さんに伝えて、よく相談することが大事になります
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いかがでしたでしょうか。
ここまで、耐震等級について色々ご説明させていただきました^^
耐震等級のアレコレは、SUUMOのコラムにものっています。是非読んでみてくださいね!
https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chumon/c_knowhow/taishintokyu3/
この記事を書いたのは